しなやかアラフォーデブになりたい

日記

クラシックバレエを習っています。「クラシックバレエ」と聞くと”スラッと手足の長い女性・男性が華麗にクルクル舞いジャンプするさま”を想像されるでしょう。私の動くさまは真逆です。身長158センチ、体重63キロ(NOW)のずんぐりむっくりおばさんがバーを頼りに先生の動きを見様見真似している、そんな状態です。

もともと習い始めたきっかけは20数年前、エンターテイメントスクールに通ったときでした。(今よりも10数キロ軽量でした。)当時ジャズダンスは経験があり、割と器用にこなしてしまう方でした。ただ、必修だったクラシックバレエでつまづきました。私にとってバレエは”形を組み合わせ体幹を酷使する舞踊”。好き勝手に身体を動かすことが得意で体幹がなっていない私には結果の見えない修行のようなものだったのです。

当時はバレエの時間が苦でしかありませんでした。思うように身体が動かない(ちゃんと鍛えていないから)、振りが頭に入らない(”形”の練習不足)で向上心もあまりありませんでした。ほどなくしてスクールの卒業とともにバレエからはいったん離れます。

そして今、私はジャズダンスではなくヨガでもなくホットヨガでもなくクラシックバレエを習っています。(スクール仲間ではヨガの道に行った方も多くいます。)20年前、スクールで身にしみたのは自分の基本の無さでした。そして思ったことは(もう一度なにか身体で表現することをやるならまずバレエの基本を身につけよう)でした。柔軟性・体幹・優雅さ・魅せ方など、私が表現者として必要だと思うことの基本が詰まっているんです。

いや、表現者は目指してないです。今は。ただ、バレエの動き、特にストレッチやバーの動きは自分の身体と対話できるんです。(おお、今日はここまでいけるな)(あれ、ちょっと調子悪い?)って。だから万年初心者クラスですが、そこで身体を動かすことが私にはちょうどいい。先生から『目指すところはトゥーシューズなので、重心をもっとこっちにー』なんて言われると(え、いや私、そこまでは…)ってドキドキしちゃいます。

通っている初心者クラスには私の一回り下、二回り下の若い方もいらしてキレキレの動きに見とれながらレッスンを受けてます。今のところで始めて1年くらいになりますが、成長も退化もしていない感じかな。たった一つ、誰にも負けないとしたら汗の量。タオルでぬぐってもぬぐってもしたたり落ちる。合間のストレッチ休憩では下に座るとフロアが濡れますごめんなさい。(※ちゃんと拭いてます。)心が折れるまでは続けていこうと思います。バレエ、いいですよ。

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