子どもたちへ離婚を伝えました

日記

子どもたちへ離婚を伝える時期についてはずっと迷っていました。
まず、最優先は高校受験を控えていた二男の進学が落ち着いてから、ということでした。というのも二男は非常に繊細な部分があり、現在の公営住宅へ引っ越しが決まり伝えたときは(当時中2)泣いて反対したくらいです。そのくらい環境の変化が苦手でした。夫の不倫発覚当時二男は中2。受験イヤーになる前に離婚をしてしまうか、受験が終わり新生活が落ち着いてから離婚にするか、とても迷い自治体の離婚相談窓口に相談したこともあります。その結果、二男の受験が落ち着いてから、という結論になりました。

そして今日。三人の息子たちそれぞれに時間を取り、私と夫とで息子一人ずつに離婚することを伝えました。今日を選んだ理由は、二男の新生活が落ち着いてきたこと、7月に高校の奨学給付金の審査があるのでそれまでに世帯収入が私のみの状態になるよう離婚手続きの時期を逆算したこと、そして私と夫の仕事の休みが重なり二人で子どもに話をできることでした。
話す内容についても、何をどこまで誰にどう伝えるか、夫と事前に相談しました。

以下、伝えた順に書いてゆきます。

まず、一番最初にバイトから帰宅した長男(高3)と話をしました。食卓で私と夫と対面する形で長男と向かい合って。
当人の性格と、もう高3という年齢もあるでしょう。あっさりと事実を受け止めてくれ、今後の生活の話なども具体的にしました。

次に、学校から帰宅した三男(小6)へ話をしました。
できるだけシンプルに、あまり詳しい事情は話さないよう離婚の事実と、そのきっかけとなった夫の不倫、そして夫婦としてもう続けていかれないこと、だけれどあなたの母親と父親ということには変わりがないよ、ということを伝えました。
泣かれました。相当混乱しショックだったようです。話を聞く表情がそれを物語っていました。このことには私も動揺しました。
一通り話し終えて「何か聞きたいことがあったら聞いてね。今じゃなくても何か気になったら聞いていいからね」と話すと、『名前は…?』と聞いてきました。やはり苗字のことが一番に気になるようです。私としては子どもたちの希望を優先したかったので、三男の希望する現在の苗字そのままにしようね、となりました。
そのあと、私と夫と順番に三男とハグさせてもらいました。本当はもっと抱きしめていたかったのですが、「一人になりたい?」と聞いたら『うん…』と答えたので、リビングへ行きテレビを観る三男を少し遠くから見守っていました。

最後は部活から帰宅した二男(高1)でした。
新生活にはまだまだ緊張感が伴うようで、帰宅するとそれを発散するかのようにハイテンションで私に話しかけてきます。今日もそうでした。だから、二男にはあえて神妙な空気にはせず、私と夫と二男と立ち話のような形で、ざっくばらんに離婚を伝えました。
結果、『あ、そうなの』と、驚くほどあっさりと受け止めてくれました。内心は多少なりともショックはあったのかもしれませんが、それを感じさせないほどすんなりと話を聞き入れてくれました。そして、やはり気になったのは苗字のことだったようです。苗字は変えたくないとのことで、その方向で進めようね、となりました。

私と夫で話し合っていた方針としては、私と息子たち三人は現在の住居に残り、子どもたちが自立するまで私の手元で育てること、夫は現在の家を出て近隣で暮らすことというものでした。これについては息子三人とも同意してくれました。他にもこれから決めなくてはならないことややることはたくさんあるでしょうが、まずは「離婚をします」という大きな生活環境の変化を子どもたちへ伝えることを終え、少し前に進み始めた状態です。

その後、夕食は家族全員で外食しました。しかも私のバイト先であるファミレスで(苦笑)。従業員割引が効くことと、何より家から近いんです。その頃には三男も少し落ち着きを取り戻し、いつもの和気あいあいとした家族団らんの時間を過ごすことができました。応対してくれた店員さん(私の同僚)はまさか離婚の話をしてきた直後にそこで食事しているなんて、想像もつかないでしょうね…。

一つハードルを越えた思いです。次なるハードルは、夫の実家への離婚報告です。

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